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Linuxキーワード

OVF

Open Virtualization Format

斉藤 栄太郎=日経Linux 2009/04/13 日経Linux

 OVF(Open Virtualization Format)とは,異なる仮想化ソフト同士で仮想マシンのイメージ・ファイルを相互にやりとりできるようにするための標準フォーマットです。ITシステムの管理のための仕様や規格を標準化する非営利団体であるDMTF(Distributed Management Task Force)によって2009年3月23日に正式版1.0の仕様が公開されました。OVF1.0の仕様書は,「http://www.dmtf.org/standards/published_documents/DSP0243_1.0.0.pdf」から入手できます。

 OVFに準拠したイメージ・ファイルは,仮想マシンの属性情報などを格納した「OVFファイル」(.ovf),個々のファイルのハッシュ値などを格納した「マニフェスト・ファイル」(.mf:オプション),マニフェスト・ファイルへの電子署名データなどを格納した「認証用ファイル」(.cert:オプション),そして各仮想化ソフトで作成した「ディスク・イメージ」や「ISOイメージ」などのファイル(共にオプション)で構成されます。通常は,これらをTAR形式でアーカイブしたOVA(open virtual appliance/application)形式(.ova)のファイルとして提供されます。

 すでに仮想化ソフト大手の米VMware社や,米Citrix Systems社などがOVFに対応した変換ツールなどをリリースしているほか,米Sun Microsystems社製のオープンソースのパソコン向け仮想化ソフト「Sun xVM VirtualBox」(http://jp.sun.com/products/software/virtualbox/get.html)も2009年4月8日にリリースした最新版のバージョン2.2.0からOVF1.0に対応した仮想アプライアンスのインポート/エクスポート機能を搭載するなど,ベンダー各社によるサポートが着実に進んでいます。

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