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麻生 二郎=日経Linux 2008/08/11 日経Linux
図1 tmpfsをマウントするコマンド
図1 tmpfsをマウントするコマンド
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 Linuxが稼働しているマシンのメモリー上に作成できるファイル・システムです。tmpfsを任意のディレクトリにマウントするだけで,通常のパーティションのようにファイルの読み書きなどに利用できます(図1)。ただし,tmpfsはメモリー上に作成するファイル・システムであるため,マシンの電源を落としたり,マシンを再起動したりすると書き込んだファイルは消えてしまいます。

 tmpfsのようにメモリー上にファイル・システムを作成する仕組みとして「RAMディスク」があります。tmpfsとRAMディスクは,主に以下の3点が異なります。

(1)RAMディスクはブロック・デバイスとして認識されます。そのため,RAMディスクを任意のディレクトリにマウントして使うにはフォーマットし,RAMディスク内にファイル・システムを作成する必要があります。tmpfsは最初からファイル・システムとして認識されますので,その必要がありません。

(2)RAMディスクは物理メモリー上に作成します。一方,tmpfsは物理メモリーとスワップ領域を含んだ仮想記憶上に作成します。tmpfsの方が大きな容量を確保できます。

(3)RAMディスクの場合,使用する前に固定したメモリー容量を割り当てる必要があります。tmpfsはその必要はなく,使用した分だけ容量が増えます。tmpfsの場合,使用できる容量の上限を設定することは可能です。

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