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日経ネットマーケティング 2008/04/01 日経デジタルマーケティング

 OOHとは、交通広告や屋外広告など、家庭以外の場所で接触するメディアによる広告の総称。OOH広告、OOHメディアともいう。インターネット/モバイルとのかかわりでは、OOH広告から携帯電話のモバイルサイトへ誘導するマーケティング手法が試みられている。

 交通広告は、車内の中吊り広告や駅構内の広告、車体ラッピングなど。屋外広告は、野立て看板、屋上看板、ビル壁面看板、大型ビジョンなどのほか、アドバルーンや飛行船広告のような一時的な形態もある。電通の「日本の広告費」によると、OOH広告の市場規模は、交通広告(掲出料)が2432億円、屋外広告(広告板やネオンなどの制作費)が2646億円。2808億円のインターネット広告費とほぼ同等である。

 OOH広告は、携帯電話の普及に伴い、その場でメッセージを伝えるだけでなく、モバイルサイトへの誘導にも活用する取り組みが始まっている。モバイルサイトのURLを表示する方法のほか、QRコードなどの2次元コードを使う方法がある。話題づくりを狙った例としては、章栄不動産が広島市安芸区に建設中のマンション壁面に約11m四方のQRコードをマンション情報のサイトへの誘導広告として設置した。また東京・銀座4丁目交差点の三愛ビル壁面の大型ビジョン「Hot Vision」では、三愛がオンライン・クーポンを入手できるサイトへの誘導に「カラーコード」を使用した。

 このほか、JR東日本企画は、駅ポスターと非接触ICである「Suica」とを連携させる「SuiPo」「SuiPo mini」を2006年から駅構内で展開。携帯電話のメールアドレスを専用の登録機で登録しておき、ポスターの脇に設置されたSuicaリーダーにモバイルSuicaに対応したおサイフケータイで触れると、ポスターに掲載された製品/サービスの詳細情報やキャンペーン情報、クーポンなどがメールで送られてくる。

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