他Webサイトから自社のWebサイトに流入した直後に、サイト内のほかのページへと移動しないでほかのサイトへ移動したり、ブラウザーを閉じてしまったりしたアクセスの比率。

 直帰率の高いページは、利用者がそのページで必要とする情報を見つけられなかったなど、問題が生じているという仮説を立てられる。そのため、サイト改善のポイントを発見する指標として使われることが多い。

 例えば、検索連動広告を出稿し、リンク先に設定した入口となるページの直帰率が高かった場合、検索連動広告のキーワードや説明文が不適切だったことが原因で、目的としない来訪者を多く集めてしまった可能性が考えられる。あるいは、リンク先に設定したページのコンテンツやナビゲーションに問題があり、来訪者の回遊を阻害している可能性もある。