ディスク使用量を監視,制限するために追加されたWindows機能。quota(クォータ)とは「分担」,「割り当て量」を意味する。Windows 2000から利用できる。

 複数のユーザーが共有しているドライブに対して,使用可能な容量の上限をあらかじめ指定することで,特定ユーザーが大量にディスクを消費するといった事態を回避できる。ユーザーによるデータ書き込みでファイル・サイズが上昇してあらかじめ設定したしきい値を超えると,それを自動的に管理者に通知させることも可能だ。

 ただしクォータを利用できるのはNTFSでフォーマットされたディスクに限られる。