Windows 2000以降で設定する地域のオプション。Windows 2000以降の中核カーネル部分は,利用する言語に関係ない,いわゆるシングル・バイナリという共通コードになっている。これに,利用する各言語に合わせたフォントなどを組み合わせて,それぞれの地域に合わせたWindowsとして利用する。

 Windowsを使う際に,このような自分の利用する地域を指定するのがロケールである。具体的には,コントロール・パネルの[地域のオプション]で設定する。ここを変更することで,数値や通貨,時刻,日付の表記方法が,各地域に合わせた形に変更される。また,多国語版では,メニューやダイアログも各国言語に変更できる。