電子行政:キーワード
電子行政:キーワード
目次
-
ITスキル標準
ITスキル標準(ITSS:IT Skill Standard)とは、IT関連サービスの提供に必要となるスキルを職種や専門分野ごとに明確化・体系化した指標です。IT人材の能力向上によるIT産業の競争力強化を目指して、2002年12月に経済産業省が策定しました。
-
広域連合
広域連合とは、都道府県、市町村、特別区によって構成される特別地方公共団体の制度であり、1995年6月に開始されました。これまでは必ずしも広く活用されていたとは言えませんでしたが、今後、地方分権が進む中で広域連合が果たす役割は増すのではないかと考えられます。
-
医療機能に関する情報提供制度
2008年度から「医療機能に関する情報提供制度」に則った情報提供がスタートします。これにより、厚生労働省から指定された項目についての情報を医療機関が都道府県に提出し、その内容を都道府県がインターネットを使って地域住民に開示するという取り組みが行われるようになります。
-
緊急地震速報
緊急地震速報とは、地震の初期微動(P波)と強い揺れ(S波)の伝わる速度の違いを利用して、強い揺れが到達する前に地震情報を配信するものです。気象庁が2004年2月から試験的に運用を開始しており、2007年10月1日からは一般市民向けの情報提供が本格的に開始される予定です。
-
ローカル・マニフェスト
ローカル・マニフェストとは、地方自治体の首長選挙における事後検証が可能な公約のことです。国政選挙では政党ごとにマニフェストを作成しますが、ローカル・マニフェストでは、都道府県、市町村、政令指定都市などの地方自治体の首長候補者が独自に作成します。
-
DM
近年、わが国においてもDM(Disease Management;ディジーズ・マネジメント)という考え方が、注目されるようになってきました。DMとは日本では「疾病管理」とも訳され、もともとは1990年代に民間医療保険が中心である米国において医療保険料削減を迫られた企業向けに、医療費効率化による保険…
-
CMM
CMM(Capability Maturity Model:能力成熟度モデル)は、米カーネギーメロン大学ソフトウエアエンジニアリング研究所(SEI) が1991年に発表した、ソフトウエア開発組織の能力を評価するための手法です。現在はCMMI(Capability Maturity Model In…
-
IT新改革戦略 政策パッケージ
2007年4月5日、IT戦略本部は「IT新改革戦略 政策パッケージ」を決定しました。2010年度までの国家IT戦略「IT新改革戦略」(2006年1月策定)で掲げた目標達成のための取り組みを加速させることを目的として、今後のIT政策に関する基本的な方向性を取りまとめたものです。
-
情報システムに係る政府調達の基本指針
2007年3月、各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議は、中央省庁のIT調達に関するガイドラインとして「情報システムに係る政府調達の基本指針」を策定しました。この指針は総務省が中心となって取りまとめたもので、IT調達における競争を促進し、コスト低減や透明性の確保を図ることを目的としています。
-
新電子自治体推進指針
総務省は2007年3月に電子自治体の構築に関する新しい指針として新電子自治体推進指針を策定しました。これは2003年8月に総務省が策定した電子自治体推進指針の改訂版といえます。旧指針の策定から3年以上が経過し、電子自治体構築に向けた取り組みが一定の進展を見せたことや地方自治体を取り巻く環境が変化し…
-
PASMO
PASMO(パスモ)は、2007年3月18日から運用を開始した、首都圏の鉄道とバスの共通非接触式ICカード乗車券です。将来的には首都圏を中心とした合計97の交通機関が導入する予定です。乗車券や電子マネーとしてだけでなく、ポイントカードなどとしても利用可能で、地域通貨、商店街のポイント、安心見守りサ…
-
中心市街地活性化
2007年2月8日、青森市と富山市が、改正後の中心市街地活性化法の下で初となる基本計画の認定を政府から受けました。中心市街地活性化法の正式名称は、「中心市街地の活性化に関する法律」です。駅前などの中心市街地ににぎわいを取り戻すための仕組みを構築する目的で、1998年に施行された「中心市街地における…
-
NGN
NGN(Next Generation Network:次世代ネットワーク)とは、IP(インターネットプロトコル)技術を中核にした次世代ネットワークの総称です。従来の回線交換式の電話回線網を、IP技術をベースにしたものに置き換えることによって、固定電話の安定性とインターネットの柔軟性の両方が実現し…
-
EBH
近年、EBH(Evidence Based Health)に対する関心が高まっています。EBHとは、「科学的根拠に基づく健康」と訳されます。医療や健康に関する科学的な根拠のあるデータを、ITを用いて活用することで、国民の健康を維持し、病気の予防を推進することを指します。
-
ITポートフォリオ
ポートフォリオとは金融用語で、国債のようにリスクは低いがリターンも低い金融商品と、株式のようにリスクは高いがリターンも高い金融商品を複数組み合わせて運用することによって、資産運用全体としてリスクとリターンのバランスの両立を目指す手法のことです。ITポートフォリオとは、金融におけるポートフォリオの考…
-
見える化
「見える化」は、これまで主に日本の民間企業の製造現場で導入されてきた改善手法です。業務の棚卸を実施することによって、隠れている問題を発見し、関係者間でその情報を共有することで意思統一を図れるため、改善に向けた行動が比較的簡単にできるようになることが特徴です。
-
BPO
BPO(Business Process Outsourcing)とは、企業などが自社の業務の一部を外部の専門業者に企画・設計・運営まで一括して委託することです。従来のアウトソーシングとの大きな違いは、業務の委託範囲です。例えば、情報システムのアウトソーシングでは、システム・インテグレーターやベン…
-
コンプライアンス/内部統制
ここ数年、民間企業において粉飾決算の不祥事が相次いだことを契機として、コンプライアンス/内部統制に対する関心が高まってきました。コンプライアンスとは、法令順守のことを意味します。コンプライアンスを実現する手段の一つとして、内部統制が位置付けられます。内部統制とは、組織の内部で一人一人が違法行為や不…
-
シナリオプランニング
シナリオプランニングとは、起こりうる可能性のある複数の未来(シナリオ)を想定することにより、不確実性の高い環境の中で適切な意思決定を行うことを可能にする戦略策定手法のことです。
-
RFI/RFP
近年、行政部門の調達におけるRFI/RFPの重要性が高まっています。RFI/RFPは、それぞれRequest for Information/Request for Proposalのことで、一般的に情報提供依頼書/提案依頼書と訳されています。
日経クロステック Special
What's New
経営
- NTTドコモ支援の実践型教育プログラム
- ジェイテクトエレクトロニクスのDX事例
- DXを成功に導くITインフラとは?
- NTTデータに優秀なデジタル人財が集まる理由
- 地域創生で重要になる「事業化」の視点とは
- ERPプロジェクト≫IT人財の必須条件は
- 先進都市対談>生成AIは行政DXの切札?
- 多様化する地域の課題解決に向けて議論
- 地域×テクノロジーでミライを共創する
- 脱レガシー案件≫SIerに必要な人財像は
- 役所文化の変革!奈良市のデジタル市役所
- イノベーションの起爆剤
- 3段階で考える、DXで企業力を高める方法
- 石戸氏に聞く。生成AIを教育で使うには
- 東芝が描くDXの道筋とその先の未来とは
- 次世代技術をもっとリアルに体感したいなら
- 大規模プロジェクトでPMが注意すべき点は
- ファンケルの躍進を支えたMAの徹底活用術
- 経営戦略と連動したシステムのあるべき姿
- 大阪・名古屋エリアのDXが注目される理由
- 力点は「未来予測」へ:データ利活用の勘所
- 生成AI活用でSAP BTPの価値が進化
- ServiceNowでDXを加速≫方法は