電子行政:キーワード
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目次
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インフラクライシス
東日本大震災の発生から数カ月が経過し、社会インフラに対する被害規模が明らかになってきました。6月24日の内閣府発表によると、東日本大震災による建物やインフラ設備などの推計被害額は、総計約16兆9000億円に上ります。阪神・淡路大震災での約9兆6000億円の約1.8倍に相当します。内訳は、住宅や店舗…
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ツイッター
2011年3月11日の東日本大震災の直後、携帯電話や携帯メールが輻輳(ふくそう)により不通となる中、情報の発信・入手の代替手段として、「ツイッター(Twitter)」をはじめとしたインターネット上のソーシャルメディアサービスが活躍しました。
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コンビニ交付
コンビニ交付サービスとは、住民基本台帳カード(住基カード)を利用して、住民票の写しおよび印鑑登録証明書がコンビニエンスストア店舗で取得できるサービスです。コンビニ交付サービス実施団体の住民が対象で、全国のセブン-イレブンの店舗に設置されたキオスク端末(マルチコピー機)で証明書などを取得できます。
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インターネット中継
インターネット中継とは、会議や音楽ライブ、スポーツ中継といったイベントの映像を動画データの形式で録画した上、インターネット上で不特定多数のユーザーにリアルタイムで一斉配信するサービスや技術の総称です。一般に、映像情報がリアルタイムで配信された後もユーザーがいつでも気軽に再生して視聴が可能なビデオ・…
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国際公会計基準(IPSAS)
近年の経済・資本のグローバル化に伴い、民間企業会計の分野では日本の会計基準を「国際財務報告基準(IFRS)」に近づける作業が進んでいるほか、IFRSそのものを日本の企業会計基準として採用する検討が進んでいます。こうした動きの中で、公的部門についても、国際会計士連盟(IFAC)内の常設機関である国際…
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SaaS/PaaS/IaaS
急速に市場が拡大しつつあるクラウドコンピューティング・サービスは、「提供対象」と「構成要素」という二つの基準で分類できます。SaaS(Software as a Service)、PaaS(Platform as a Service)、IaaS(Infrastructure as a Servic…
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国民ID制度
国民ID制度は、国民本位の電子行政が目指す「行政刷新と見える化」の重点施策の一つに位置づけられている。狙いや仕組み、課題について紹介する。
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どこでもMY病院
「どこでもMY病院」構想とは、政府の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)が2010年5月に公表した「新たな情報通信技術戦略」における医療分野の計画の一つです。医療分野の他の取り組みが医療サービスの提供者向けの仕組みであるのに対し、「どこでもMY病院」は「自己医療・健康情報活用サ…
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オープンガバメント
オープンガバメントとは、透明でオープンな政府を実現するための政策とその背景となる概念のことで、(1)透明性、(2)市民参加、(3)政府内および官民の連携---の3つを基本原則とします。米国ではオバマ大統領が就任直後に公表した大統領メモでその方針をいち早く表明しました。
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スマートグリッド
スマートグリッドとは、大規模発電(火力や原子力など)や分散型発電(風力や太陽光、燃料電池など)をはじめとする電力の供給側と、一般家庭やビルなど電力の需要側との間で、これまでの電力の需給情報に加えて、ICT(情報通信技術)を利用して電力に関連する様々な情報のやり取りも可能にする、次世代の電力ネットワ…
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引っ越しワンストップサービス
引っ越しワンストップサービスとは、引っ越しに伴って発生する住所変更届などの各種手続きを一度に完結できるサービスです。引っ越しをする際に必要となる公共・民間の手続きを大幅に簡素化できる可能性があり、民間企業・自治体(国)を含めた取り組みが始まっています。
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電子政府ポータル
電子政府ポータルとは、政府情報の検索や電子申請をする際の窓口となるサイトです。各省庁が担当する業務がそれぞれのホームページで情報公開された場合、利用者からするとどの情報をどの省庁が担当しているかわからないことがよくあります。そこで、各省庁が取り扱う情報の検索や電子申請を一本化して行えるように構築さ…
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LGWAN-ASP
総合行政ネットワーク(LGWAN:Local Government Wide Area Network)とは、すべての地方公共団体を相互に接続する行政専用のセキュアなネットワークです。このLGWANというネットワークを介して、利用者である地方公共団体の職員に提供するASP(アプリケーション・サービ…
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SAM(ソフトウエア資産管理)
民間企業や公共部門のシステムが高度化・複雑化するにつれ、IT資産の適切な管理と有効活用の重要性が高まっています。とりわけ無形資産であるソフトウエアの管理は難しいと言われ、管理手法も十分に確立されていなかったため、適切な管理が行われていないのが実態でした。
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セプター
セプター(CEPTOAR)とは、IT障害に対する対策向上のための情報共有・分析機能の呼称で、「Capability for Engineering of Protection, Technical Operation, Analysis and Response」の頭文字を採って命名されたものです…
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トレーサビリティ
21世紀の到来と前後し、遺伝子組み換え食品の登場や、相次ぐ食品偽装の問題を受けて、消費者の間では「食の安全性」に対する意識が急激に高まりました。現在では、スーパーマーケットなどの小売店において、「○○県の△△さんが栽培した有機キャベツ」のように、生産者や生産方法を明らかにすることで、消費者に安心して…
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霞が関クラウド・自治体クラウド
政府のIT戦略本部は2009年7月、新たなIT政策として「i-Japan戦略2015」を公表しました。この新戦略におけるスコープとしては、「デジタル特区等による三大重点プロジェクト(電子政府・電子自治体、医療・健康、教育・人財)の推進」「産業・地域の活性化及び新産業の育成」「あらゆる分野の発展を支…
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i-Japan戦略2015
IT戦略本部は2009年7月6日、「i-Japan戦略2015」を発表しました。これは「IT新改革戦略」を引き継ぐ新たなデジタル戦略という位置付けで、2015年までに実現すべきデジタル社会の将来像と実現に向けた戦略が描かれています。
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ミニブログ/マイクロブログ
ミニブログ、またはマイクロブログと呼ばれるウェブサイトが注目を浴びています。ミニブログ/マイクロブログとは、何気ない気軽な日常の一言を「つぶやく」ように書き込むことに特化した簡易型ブログのことです。URLなどの有用情報を張り付けることでの情報共有や、発信者のつぶやきを共有する(これを、「フォローす…
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リスク・アセスメント
リスク・アセスメントとは、リスクの大きさを評価し、そのリスクが許容できるか否かを決定する全体的なプロセスのことです。リスク・アセスメントは、それ一つで完結するプロセスではありません。リスクの予防から事態発生時の危機管理までの一連の活動であるリスク・マネジメント・プロセスの一環です。
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