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相次ぐ業務システムや開発ツール
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コンシューマ向けのゲームなどはもとより,業務に役立つアプリも豊富にある。セキュリティ対策や位置情報管理,グループウエアの遠隔利用などのソリューションに対応したアプリが,KDDIやパートナ企業から提供されている(写真1)。前回の記事では,その中で導入が容易な単体アプリやASP(application service provider)サービスを紹介した(BREWアプリのビジネス活用法(その2))。
単体アプリやASPサービスは,導入までの手間と時間を削減でき,初期コストを抑えられるメリットがある。短期の利用も可能なため,本格導入前の小規模なテスト利用にも向いている。しかし,より業務に即した形で業務支援システムを実現するには,既製の単体アプリやASPサービスではもの足りない。
また,ASPサービスには毎月の利用料がかかり,携帯電話を増設するたびに追加ライセンスが発生する場合が多い。長期あるいは大規模なシステム利用を検討しているならば,自社でシステムを開発した方が,長い目で見るとコスト・メリットが出るケースもあるだろう。
今回は,BREWアプリを活用した業務システム構築に向けてベンダー各社が提供するソリューションや,BREWアプリの開発ツールなどを紹介する。
BREWアプリのAPIはKDDIが公開
パートナ企業はソリューションを提供
KDDIは,ソリューション・ベンダーなどが独自のBREWアプリを開発できるように,BREWをアプリケーション・プラットフォームとする共通API(application programming interface)を公開している。これを参照しながら,汎用言語のCまたはC++を用いればBREWアプリを開発できる。au携帯電話で採用しているBREWの最新バージョンは3.1である。
KDDIは,携帯電話上のアプリケーション実行環境であるBREWプラットフォームと,パソコンでの開発環境,ネットワーク・システムとしてのアプリケーション配信環境をそろえて提供する。これに加えて,開発支援ツールもパートナ企業が提供しており,システム・インテグレータやユーザー企業が独自のEZアプリを開発する環境が整っている。
通信プロトコルは,HTTP(hypertext transfer protocol)/HTTPS(HTTP over transport layer security / secure sockets layer)に限らず,TCP/IP上の任意のプロトコルを利用でき,通信事業者が用意するゲートウエイを介さずに通信できる。加えて,企業利用の場合ではアプリケーションのサイズに制限を設けていないことから,より自由度の高い業務アプリケーションの開発が可能である。
これらの環境整備の成果として,BREWアプリを使った業務支援やセキュリティ対策のソリューションがパートナ企業から複数登場している。これらソリューションをベースとして活用することで,BREWアプリを使った高度なシステムを効率よく開発できる。代表的なソリューションと開発ツール類を表1にまとめた。
表1 BREWアプリを活用するための主なソリューションや開発ツール
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