建築物の新築や改築などの際に必要な建築確認申請ができるインターネット上のサービスを構築した。サービス名は「建築物確認検査申請支援システム」。仮想マシンやストレージなどのインフラストラクチャーには、IaaS(Infrastructure as a Service)を採用した。

 このサービスを使うと、建築確認の申請書をオンラインで作成してそのまま申請できる。従来は紙の申請書に必要事項を記入して郵送する、または、J建築検査センターなどの検査機関に持ち込む必要があった。申請書をシステムで作成すると、延べ面積や建ぺい率などが自動計算される。入力漏れがあると警告が出る。審査状況をPCやスマートフォンから確認する機能も提供する。

 システム構築はファイナンシャルテクノロジーが支援。IaaSは日本IBMの「IBM Smart Business Cloud -Enterprise」を利用する。