都営地下鉄や都営バスなどの利用者向けポイントサービスシステム。クラウドサービスとして実装されており、会員登録した利用者は乗車実績に応じたポイントが自動的にたまる。サービス名は「ToKoPo」。

 会員登録は7月1日からで、ポイントサービスは8月から実施する。インターネットや郵送の申込書で登録した会員が、ICカード「PASMO」で都営地下鉄などを利用するとポイントが付与される。都営交通機関の既存システムから乗車実績データを取得し、会員ごとに乗車回数や乗車曜日、交通機関の種類といった条件に基づいてポイントを付与する。

 富士通がサーバー、ミドルウエアからアプリケーションまでを提供して運用を担当することで、東京都交通局職員のシステム管理負荷を軽減している。会員からの問い合わせ対応や会員登録などのサポート業務では、富士通のBPOサービスを活用している。