資産設計をアドバイスするオンラインサービスの「MONEX VISION β」を支えるシステムを構築した。オープンソースソフト(OSS)なら、「投資コストを抑えてスモールスタートできる」「ユーザー数の急増に耐え得る拡張性を備える」という二つの要件を満たせると判断。
OSにはRed Hat Enterprise Linux、データベースにはPostgres Plus、APサーバーソフトにはJBoss EnterpriseWeb Serverを採用した。スタート時のAPサーバーは2台構成だが、スケールアウトが可能である。
信頼性を確保するため、HAクラスタソフトのLifeKeeperを用い、DBサーバーをアクティブ-スタンバイ方式で冗長化している。構築期間内にベータ版を2回提供してユーザーの声を集め、アジャイル風の開発手法によってアプリケーションの仕様に反映した。
設計や開発、運用はサイオステクノロジーが担当する。