アイエスエフネットは2010年6月、米Appleのスマートフォン「iPhone 3GS」を使って、社内の情報共有やeラーニングを実施するコンテンツ配信システムを導入した。

 システム基盤の構築・保守やヘルプデスク対応などで客先に常駐する約1000人のITエンジニアと、そのほかの社員全員(合計約1400人)にiPhoneを導入。インフォテリアのスマートフォン向けコンテンツ配信ASPサービス「Handbook」を採用し、ビジネスマナー、IT資格、情報セキュリティといった教材や、社長のビデオメッセージなどを出先からでも見られるようにした。スキルを確認するための試験も用意する。

 各種のコンテンツは、WebブラウザーからHandbookのサイトにアクセスして利用する専用ツールを使って作成する。試験問題は自由記入方式や選択方式などから選んで設定できる。静止画や動画などはドラッグ&ドロップで配置し、スマートフォンでどう見えるかをブラウザー上で確認可能。