工具や安全用品など工業用間接資材の通信販売を手掛けるMonotaROは2009年6月1日,マーケティング支援システムを新たに稼働させた。

 新システムでは,販促対象とする顧客リストの抽出,メール・FAXの送付,結果検証といった販促キャンペーンの作業の大部分を自動化。マーケティング担当者が販促の戦略策定に注力できるようにして,登録件数ベースで40万近い顧客企業に対し,きめ細かなマーケティングを実現する。

 同社の顧客は,製造業,自動車整備業,建設業など多岐にわたり,きめ細かいマーケティングの実現が課題だった。新システムには,米UNICAのマーケティング・パッケージ「Affinium」を採用。米KXENのパッケージを使ったデータマイニング・システムと連携させた。システムの構築は,電通国際情報サービスに委託した。