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プロジェクト4A
インターネット使う遠隔講義でTV会議システム導入

日川 佳三=ITpro 2009/05/22 ITpro

 秋田大学など秋田県の高等教育機関で構成するプロジェクト組織「プロジェクト4A」は,大学の講義映像をTV会議システムとインターネット網を使って複数拠点にリアルタイムに中継するシステムを開発し,2009年10月に稼働させる。遠隔講義による教育機会の拡大などが狙い。単位互換性度にも利用する。

 10月の稼働開始時点で,プロジェクト4Aに参加する秋田県内の計8校9拠点に, 当初は週に1回,1コマの講義映像を配信する。ネットワーク・インフラは,9拠点いずれも,既存のインターネット網を利用する。契約回線は拠点ごとに異なり,専用線やCATV網,Bフレッツなど幅広い。ソフトイーサのVPNソフト「PacketiX VPN」を用いて通信する。映像の配信センターは,プロジェクト4Aが提携する「大学コンソーシアムあきた」の「カレッジプラザ」(秋田市)に設置した。

 TV会議システムとして採用したのは,米Vidyoが開発しVTVジャパンが2008年10月から販売している「Vidyo」(ヴィディオ)。配信センター側には,講義を撮影するビデオ・カメラ設備のほか,Vidyo製のTV会議端末や映像中継サーバーを設置した。一方,講義映像を閲覧する9拠点側では,映像投影装置(プロジェクタ)をつないだパソコンにVidyo製のTV会議ソフトをインストールした。

 Vidyo製品の最大の特徴は,H.264/SVC(Scalable Video Coding)と呼ぶ映像符号化技術を採用している点である。他の方式と比べて転送する情報が増える(オーバーヘッドが大きい)が,不安定なネットワーク帯域においても,可能な限り高品質な映像を継続して再生するなど,端末の映像再生能力やネットワーク帯域の違いに依存しない配信が可能。仕組みは,データを「高信頼チャネル」と「低信頼性チャネル」の2つに分けて符号化し,相手に送信するというもの。再生側では,ネットワークの状態や再生能力に応じて,2つのチャネルの情報を組み合わせてデコードする。

 システム構築費用は,配信センター側の設備と拠点側のソフトウエアを含めて約1200万円。システム構築を請け負ったインテグレータはフォラックス教育(湯沢市)。同社がプロジェクト4AにVTVジャパンのTV会議システムを紹介し,2009年2月に試験導入を開始,1カ月に渡って品質検査を実施した。

 10月時点で講義映像を受信する8校9拠点は,以下の通り。秋田県立大学(本荘キャンパス,由利本荘市)。秋田県立大学(秋田キャンパス,秋田市)。秋田工業高等専門学校(秋田市)。秋田公立美術工芸短期大学(秋田市)。国際教養大学(秋田市)。日本赤十字秋田短期大学(秋田市)。ノースアジア大学(秋田市)。聖園学園短期大学(秋田市)。

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