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西武ライオンズ
日本一の陰に球団の経営改革あり、他球団からの“凄腕”助っ人がV字回復を支える

上木 貴博=日経情報ストラテジー 2008/11/19 日経情報ストラテジー
西武ライオンズの高橋雅典経営企画部次長兼事業部次長。地元密着の方針を打ち出す同球団において所沢市や埼玉県との折衝も担っている

 埼玉西武ライオンズが読売ジャイアンツを日本シリーズで破り4年ぶりの日本一に輝いた。2007年は5位に沈んだチームの成績とともに観客動員数も12球団最少に落ち込んだが、2008年は前年度比29%増で7位となった。チームとしても企業としても見事なV字回復を遂げた。

 2007年までと大きく変ったのは、事業を推進する体制である。従来、ライオンズでは球場の管理、試合の興行、1、2軍のチーム運営を西武ホールディングス内の3社で分担していた。しかし、今シーズンから球団運営会社・西武ライオンズ(埼玉県所沢市)に集約したことにより、連携の取れたファンサービスイベントを企画できたり、スピード感のある施策を打ち出せたりするようになった。

 また2007年から2008年にかけて事業の一体化を見据えた人材の補強にも取り組んできた。ファンクラブ会員に対するサービス強化のためにCRM (カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)システム構築に長けたIT(情報技術)ベンチャー役員や、球場演出の強化のために大阪近鉄バファローズや北海道日本ハムファイターズで働いてきたベテラン社員、千葉ロッテマリーンズからは経営企画のプロフェッショナルを、それぞれ招いてきた。

 同じパシフィック・リーグ球団からの人材獲得は“引き抜き”として非難されかねないが、2007年に6球団共同の出資で試合動画配信サービスを手掛ける企業を設立するなど経営面での協力はセントラル・リーグより進んでいる。
 
 経営企画全般からファン向けのイベント企画まで幅広い業務をこなすのは、2007年12月に千葉ロッテマリーンズから来た高橋雅典経営企画部次長兼事業部次長だ。地元、埼玉県の出身である。「勝っても負けても足を運んでもらえる球場にできれば、黒字化は不可能ではない」と話す。西武ライオンズは2008年度からの3カ年の中期経営計画を立てている。最終年度(2010年度)での営業黒字達成を目指す。

  西武ライオンズの経営改革は、『日経情報ストラテジー』2009年1月号(2008年11月29日発売) 本誌にて「改革の軌跡――あのプロジェクトの舞台裏」で詳報します。

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