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上級システムアドミニストレータ連絡会
情報処理試験制度から消える「上級シスアド」団体、利用者向け上級資格制度の意義を強調

清嶋 直樹=日経情報ストラテジー 2008/09/17 日経情報ストラテジー
上級システムアドミニストレータ連絡会(JSDG)全国大会で講演する大成建設・前CIO(最高情報責任者)の木内里美氏

 2009年度の情報処理技術者試験から、約10年にわたって続いた上級システムアドミニストレータ試験が廃止される。この「上級システムアドミニストレータ試験」合格者で構成する「上級システムアドミニストレータ連絡会(JSDG)」は2008年9月14~15日、東京都内で現行名称で開催する最後の大会「第9回全国大会」を開いた。

 上級シスアド試験は合格率1割を切る難関で、過去10年の延べ合格者数は3500人程度しかいない。「利用者側において、業務の中でどのように情報技術を活用すべきかについて判断するために必要な知識・技能をもち、情報化リーダとして業務改革・改善を推進する者」(情報処理推進機構の資料より引用)という人材の育成に貢献してきた。合格者団体は複数あるがJSDGは約310人が参加する最大の団体である。

 今回の大会では「さらばシスアド、ようこそシスアド」と題して講演会や分科会を実施。約80人の会員が集った。あいさつに立ったJSDG会長の山中吉明氏(東京海上日動システムズ抜本改革推進第1本部に勤務)は、「新試験では、上級シスアドの後継として『ITストラテジスト』試験が新設されることになっているが、利用者の視点ということが明示されていない。利用者側で業務改革を推進する人のための試験区分が消えてしまった」と懸念を表明した。

「システムアドミニストレータ宣言」を読み上げる山中吉明・会長
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 さらに山中会長は、「旧・上級シスアドで明示されていた『利用者側に立つ』『現場における業務改革推進リーダー』という視点を忘れずに、『シスアド魂』を持って今後も活動を続けたい」と上級シスアドの会合を継続していく意思を表明。JSDGは2009年1月から「日本システムアドミニストレータ連絡会」へ名称を変更し、引き続きユーザー視点での情報交換の場として発展させることを誓って、「システムアドミニストレータ宣言」を読み上げた。

 この大会には、日経情報ストラテジーが選出した「CIOオブ・ザ・イヤー2003」受賞者であり大成建設のCIO(最高情報責任者)を務めてきた木内里美氏(現・大成ロテック常勤監査役)がゲストで参加して講演した。木内氏は「建設業とソフトウエア開発業は似ていると言われるが、違う点も多い。建設業では、建築士など認定資格者が設計に対して法的責任を負い、場合によっては刑事責任を問われる。ソフトウエア業にはこうした仕組みがないため、緊張感に欠ける。皆さんにとってシスアドの名が消えることは寂しいかもしれないが、改革リーダーとしての使命は今後も変わらないはず。企業やITを取り巻く環境変化に合わせた使命をまっとうしてほしい」とエールを送った。

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