明治大学は3月4日,非接触ICカード型乗車券「Suica」と学生証を一体化した「Suica付学生証」を導入すると発表した。配布の対象は明治大学の全学生と教職員で,配布枚数は3万枚以上になる見込み。導入は後期授業が始まる2008年9月頃を予定している。

 Suica付学生証はカードの表面に学生の氏名や顔写真,所属学部といった学生証の情報を,裏面には定期券の経路や有効期限などを記載する。学生証や通学用定期として使えるほか,非接触ICカードの特徴を利用して,学生の授業出席管理や図書館の入退室管理,大学内食堂での決済にも利用できる。

 カードを発行するのは東日本旅客鉄道(JR東日本)。出席管理や入退室管理といった学内のシステム構築を担当するのは東芝プラントシステムである。