兵庫県西宮市は、2008年4月に施行される「後期高齢者医療制度」のための保険料徴収事務システムを、リッチ・クライアント環境で構築する。従来は行政システムをメインフレーム上のCOBOLアプリケーションで開発してきたが、システムの使い勝手の向上と運用コストの削減を図るため、今後はシステムのWeb化を進める。

 リッチ・クライアント環境を構築するツールとして採用したのは、アクシスソフトが開発・販売する「Biz/Browser」。同市は、システムの設計や開発、運用・保守を、市の職員が直接行う体制を敷いており、開発生産性などを考慮してBiz/Browserの採用を決めたという。