日本通運は、17年ぶりに社員の制服を一新するのを機に、ICタグで制服の貸与を管理するシステムを導入した。制服の交換・返却作業を省力化するのが狙い。

 同社は、2年に一度、貸与した制服を交換しており、管理対象の制服は19万着におよぶ。制服にICタグを埋め込み、保管庫に設置したアンテナでICタグのデータを一括読み取りすることで管理作業を省力化する。従来は返却時に一着ずつバーコードでチェックしていた。

 採用したのは、富士通製のUHF帯対応のICタグ(EPCグローバル準拠)。2007年10月に運用を開始する。