酒類の卸売りを手掛ける饒田は8月1日,受発注システムを刷新した。システムは,インフォマートが提供する「WEB販売支援システム」を利用して構築した。

 従来は,インフォマートが提供するASPサービス「ASP受発注システム」を利用していたが,ASPサービスのため顧客ごとにカスタマイズした商品購入ページを作成できない,発注者もシステム利用料が必要なため小規模な飲食店での利用が難しい,といった問題があった。「ASP受発注システム」で慣れている操作性を維持しながら,こうした問題を解決するために,同じインフォマートが提供する「WEB販売支援システム」を利用した自社システムの構築を決断した。

 新システムでは,顧客ごとの売り上げ分析機能や,メールによるキャンペーンのお知らせといった販売促進活動ができるようになっている。