四日市大学は5月7日,学生の講義出席状況を管理するシステムを稼働させた。特徴は,RFIDタグを使って出席状況を把握すること。非接触方式でほこりや汚れの影響を受けにくく,運用の手間がさほどかからないことを評価してRFIDタグを採用した。

 RFIDタグを埋め込んだ名刺サイズのカードを学生にあらかじめ配布しておき,講師が講義開始前と講義開始後に,リーダーを用いて各学生のカードをスキャンする。講義終了後,講師はパソコンに接続してある専用のスタンドにリーダーをセットし,出席した学生のデータを出席管理システムに登録する。

 今後,出席管理システムを図書館の貸し出しシステムなどと連携していく予定。システム開発は,富士通サポート&サービスが担当した。