南都銀行(本店・奈良市)は5月8日から,NTTコムウェアのフィッシング対策用ASPサービス「PHISHCUT」を利用して,利用者がアクセスしているWebページが同行の正規ページであることを確認できるようにする。

 PHISHCUTは,電子すかしの技術を用いたシステムである。利用者がパソコンにPHISHCUTの専用ソフトを導入した上で同行のWebページにアクセスすると,その専用ソフトがWebページの画像に埋め込まれた専用電子すかしを含むページ情報をPHISHCUTの認証システムで検証し,正規ページか否かの結果を表示する。Webページのフォームに入力したデータを送信する際にも,そのWebページが正規ページかどうかPHISHCUTの認証システムに問い合わせる。