荘内銀行は5月7日、NTTデータが運営する「NTTデータ地銀共同センター」の利用を開始した。地銀共同センター利用する銀行は5行目。これまで、京都銀行(2004年1月)、千葉興業銀行(2004年10月)、岩手銀行(2005年1月)、池田銀行(同1月)が利用している。

 地銀共同センターでは、NTTデータが開発した勘定系パッケージ「BeSTA」を日立製作所製メインフレームで稼働させている。そのシステムを、参加した銀行各社が共同で利用する。利用料金は使用量に応じる。これにより、システムの開発費を抑制できるほか、24時間365日稼働や災害対策などの運用費も削減できる。

 NTTデータは全国の地銀に共同センターへの参加を呼びかけている。荘内銀行は2003年9月に利用することを表明していた。今後は、青森銀行、福井銀行、四国銀行、西日本シティ銀行、愛知銀行の5行が利用を開始する計画である。