事例データベース:製造
目次
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250台のサーバー対象にクラウドへ移行
約250台のサーバー上で動作するシステムを対象とした統合共通基盤を、クラウドコンピューティングとして構築。2011年3月から6月にかけてシステムを移行する。
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「在宅コールセンター」で計画停電時にも問い合わせ対応
自宅に電話転送、商品データベースを参照
製薬会社のノバルティスファーマ(東京都港区)は、医療関係者からの問い合わせに対応する「ノバルティスダイレクト」のオペレーターが、自宅で勤務できる体制を整備している。東日本大震災後に首都圏で計画停電が実行され、出社困難な社員が増えた3月中旬も、問い合わせに混乱なく対応した。
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Web/メールセキュリティにクラウド活用、Gumblar対応を教訓に方針転換
出光興産は2010年春、メール送受信とWebアクセス用のセキュリティシステムを刷新した。自社サーバーで実施していたウイルスチェックやフィルタリングなどの処理を、IIJが提供するクラウド型セキュリティサービスで実施する形に改めた。
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15年使ったグループウエアをリプレース
15年間利用してきた「Lotus Notes/Domino」を、Webベースのグループウエア「ArielAirOne Enterprise」に置き換える。ArielAirOne Enterpriseはバージョンアップ時に互換性がほぼ保たれる点を評価した。
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11販社の基幹システムを統合
整備履歴共有し、他販社の顧客もケア
三菱ふそうトラック・バス(川崎市)は2012年半ばをメドに、直営販売会社の基幹系システムを統合する。全国に11カ所ある直営販社の基幹系システムを統合することで、それぞれの販社が個別に管理していた整備履歴や顧客情報などを全販社で共有できるようになる。投資額は数十億円規模になる見込みだ。
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クラウド仲間と顧客の行動情報を相互利用
分析結果を使い、メール配信サービスを強化
ガス器具大手のリンナイは、同じ事業者が運営するCRM(顧客関係管理)関連のクラウドサービスを利用している企業と、顧客のインターネット上での行動情報を相互利用する。
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6割のサーバーをクラウドに集約へ
サントリーグループは新たにプライベートクラウド基盤を構築し、既存の業務システムの一部を移行させた上で運用を開始した。これを皮切りに、業務システムが稼働しているサーバーのうち、約6割をプライベートクラウドに移行していく。
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直営店にiPadを導入して接客
テントなど大きな商品の説明に有効
スポーツウエアやアウトドア用品を展開するゴールドウインは2010年末までに、主力ブランド「ザ・ノース・フェイス」を扱う直営店の4カ所に米アップルのiPadを1台ずつ、合計4台を配備した。同社の書き入れ時である冬物衣料の接客に利用し始めており、情報端末に興味がある若い顧客などに好評だという。
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海外顧客の要求に全社改善で対応、設計、製造で3割以上も生産性を向上
ポンプ大手の酉島製作所は、海外顧客の開拓に当たって、納期順守率や技術開発の要求に応えるため、業務改革プロジェクトを部門ごとに順次展開した。計画と実績の差を日次や週次で確認しながら改善策を担当者自らが考案し、設計や製造部門で3割以上の生産性向上を達成した。
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ワクワク体験語り合い褒め合う
組織の“タコつぼ化”を解消
三菱重工業の原動機事業本部は従業員の意欲向上などを目的に部門横断型の会議を横浜製作所・金沢工場で2010年11月29日に開催した。組織間の壁を低くし従業員同士が互いを尊重する風土を作ることが狙いだ。
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ロス削減を全員参加で10年継続、設備故障の発生件数を60分の1に
昭和電工の川崎事業所は1999年からTPM(全員参加の生産保全)活動を開始し、10年間で設備故障の発生件数を60分の1に減らした。2005年まで全部門で基礎を徹底。2006年からは課単位の重点課題解決に活動の重点を移し、製造課だけで3年間で23億円のコスト削減効果を上げた。
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社内研修でリーダーシップ特性を分析
3つの軸を人材育成の共通言語に。課長以上400人の向上促す
製薬会社の日本ベーリンガーインゲルハイムは、課長以上の管理職のリーダーシップ特性を診断するプログラムを、研修に取り入れている。リーダーとしての強みや弱みを客観的に分析し、弱い部分を補完する行動を促す狙いだ。
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グローバルのメールをGmailに統合、外部認証との連携でセキュリティ確保
衛生用品メーカーの大手であるユニ・チャームは、2009年にITインフラを刷新した。その内容は大きく二つに分けられる。(1)クラウド型サービスを利用したメールシステムの刷新、(2)IP-VPNからインターネットVPNへの切り替え---である。
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「ものづくり情報基盤」をSOAで構築
オリンパスは、同社製品の開発・製造プロセスを改革中だ。映像や医療といった事業部を横断するインフラ「ものづくり情報基盤」を構築し、開発から生産準備、製造、修理・サービスまでの流れを改善する。
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新物流システムを2011年春に全面稼働
2012年度中に99.999%の納品精度を目指す
タカラトミーグループの物流子会社であるタカラトミーロジスティクス(千葉県市川市)は2011年春までに新しい物流システムを全面稼働させる。システム刷新は20年ぶりだ。
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プライベートクラウドを構築
顧客企業に提供しているオフィス業務の支援サービス用に、プライベートクラウドを構築した。これにより、運用コストや消費電力を削減するのに加えて、柔軟に各システムの割り当てリソースを変更できるようにした。
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ソフトを“リフォーム”し再開発費を3割削減
2013年までにメーンフレームを全廃
出光興産は2013年3月までに、社内システムからメーンフレーム(大型汎用コンピューター)を全廃する。リプレースに当たっては、既存のプログラムを現行のプログラミング言語にそのまま書き換える手法を全面的に適用していく方針。
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マイスター制度を全社導入
契約社員もモチベーションが上がる
再生トナーカートリッジを製造販売する白崎コーポレーション(福井県鯖江市)は、2010年4月に全部門に「マイスター制度」を導入した。派遣社員や契約社員といった従業員のモチベーション向上を図る。
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猛暑でコンタクトセンターもホットに
エアコン修理や設置の遅れは緊急事態。トラブル減少にIT活用
2010年夏の猛暑で、ダイキン工業のコールセンター「コンタクトセンター(CC)」では顧客やエアコンの設置工事業者からかかってくる電話件数が急増している。2010年7月は前年同月比30%増、8月も同20%増となっている。
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取引先巻き込み物流コスト10%削減、値下げ要求せず、仕組みを変える
東レは2006年から全社的な物流改革に取り組み、燃料高などの逆境の中でもこの2年間で物流コストを10%削減した。営業部門や顧客企業を巻き込んで、帰りのトラックにも荷物を積む「往復物流」を促進。外注先の物流会社には「値下げ要求はしない」と宣言して協力体制を深めた。
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