玩具や家庭用ゲームなどの企画・開発を手掛けるバンダイナムコスタジオが、社員のキャリアやスキルを一元管理し、タレントマネジメントできるSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)型のクラウドサービス「Cultiiva Global/HM」を導入した(関連記事)。このサービスは、ドイツSAPが買収した米サクセスファクターズのSaaS型タレントマネジメントサービスを基にNECが製品化したもの。システム導入の狙いについて、バンダイナムコスタジオ コーポレート本部 経営企画部 部長の永瀧和貴氏と、経営企画・採用チーム スクラムマスター,CSM/CSPOの松尾秀一郎氏に聞いた。

(聞き手は鈴木 慶太=日経コンピュータ

バンダイナムコスタジオとは。

バンダイナムコスタジオ コーポレート本部 経営企画部 部長の永瀧和貴氏と、経営企画・採用チーム スクラムマスター,CSM/CSPOの松尾秀一郎氏
バンダイナムコスタジオ コーポレート本部 経営企画部 部長の永瀧和貴氏(左)と、経営企画・採用チーム スクラムマスター,CSM/CSPOの松尾秀一郎氏
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 当社は、家庭用ゲーム機などを手掛けるバンダイナムコゲームスの開発部門が分社して、2012年4月に設立された会社だ。家庭用ゲーム機、業務用ゲーム機、オンライン・モバイルを中心に、ハードウエア、 ソフトウエアを問わず、ゲームコンテンツを開発・制作している。社員数約1100人の9割は、ゲームデザイナー、アーティスト、プログラマなどが占めている。