ファイルメーカーは、FileMakerプラットフォームの新版13(以下、FileMaker 13)を2013年12月4日に発売した(関連記事)。MacのデータベースソフトとしてスタートしたFileMakerは、その後Windowsに対応し、Webやモバイルとの連携を進めるなどで、ユーザーがアプリケーションを開発し発信できるプラットフォームへと進化を遂げてきた。

 11月下旬には日本で、3日に及ぶ「FileMaker カンファレンス 2013」を開催。FileMaker 13の新機能を解説したほか、FileMakerを利用する企業ユーザーやデベロッパを集め、セミナーや事例紹介を実施した。ファイルメーカーと親会社である米Filemaker Incの幹部に、FileMaker 13の新機能や新たに取り入れたビジネスモデルについて聞いた。

(聞き手は松本敏明=ITpro

カンファレンスの基調講演で、FileMakerの全市場のうち4分の1を日本が占めているという説明があった。なぜ、日本市場を大きく開拓できたのか。