Windows XPのサポート終了まで5カ月を切った2013年11月22日、総務省は全国の自治体が保有する約203万台のパソコンのうち、26万6000台のOS更新を完了できないとする調査結果を公表した。民間企業に関する別の調査でも、企業の半数で2014年4月の期限までにバージョンアップが終わらないとみられている。大量のXPパソコンが残ったまま期限を迎えた場合、どのような危険が顕在化し得るのか。セキュリティ対策大手ラックでCTO(最高技術責任者)を務める西本逸郎取締役に聞いた。

(聞き手は栗原雅=オトムメディア)


Windows XPとOffice 2003、Internet Explorer(IE)6のサポート終了が迫っています。これらの古い製品を放置しておくと、どのようなリスクがあるのでしょうか。