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編集長インタビュー

ソーシャルアプリはまだまだ進化する、インフラを意識したアプリ開発が必要に

グリー 取締役執行役員CTO 開発本部長
藤本 真樹氏

2012/04/19 日経コミュニケーション
出典:日経コミュニケーション 2012年3月号pp.48-50
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)
目次一覧

 国内の会員数は約3000万に達し、さらに日本の枠を越えてグローバルに手を広げ始めたSNS(Social Networking Service)事業者のグリー。目指すは世界で会員数10億。スマートデバイスが普及していく今後、技術面の競争力をどう強め、ソーシャルメディアをどう進化させていくのか。CTOの藤本氏に聞いた。

スマートフォンが急速に浸透している。影響はどうか。

藤本 真樹氏
写真:新関 雅士

 まず、トラフィックが急激に増えてきている。この傾向は、これからもっと激しくなるだろうし、我々のビジネス面から言えば、そうなるようにしていかなければいけない。

 それから、スマートフォンはアプリケーションのつくりにも影響を及ぼす。フィーチャーフォンのアプリケーションでは、リクエストが来て、それに応答を返すことの繰り返しだが、スマートフォンのアプリケーションではサーバーに接続したまま使い続けられる。ひょっとしたら数十~数百万のコネクションを常に維持しなければならない。そうなると、サーバー側、つまりWebアプリケーションのアーキテクチャーを変える必要が出てくる。

 もちろん、コネクションを張ったアプリケーションが常に大量に通信するとは限らないが、中にはMMORPG(多人数同時参加型オンライン・ロールプレイングゲーム)のように、接続しているだけでどんどん通信するアプリケーションもある。しかも、そういったアプリケーションは、今後確実に増えていく。どう対処していくかは大きなチャレンジだ。

 それでも、コネクションが集まるサーバーは、一定のユーザー数ごとにサーバーを分けるように配置できるからまだいい。大変なのは、そういったトラフィックが集中するネットワークの部分で、これについてはサービス全体のアーキテクチャーを含めて考えていかなければならない。

モバイル通信の部分についても何か考えはあるか。

 端末との通信については、第3世代(3G)携帯電話やLTE(Long Term Evolution)に加えて、公衆無線LANなどのサービスをうまく使っていく必要があると思っている。

 もう一つ、グローバル展開を進めていくうえで、従量制課金を視野に入れていこうと考えている。例えば、3GやLTE、あるいは2Gを使っている場合と無線LANを使っている場合で、アプリケーション側で違いを判断して、振る舞いを変えるようにする、といったこともあるかもしれない。グローバルで考えれば端末、通信環境、料金体系は多種多様だから、どうしても考えざるを得ない。今すぐ必要になるわけではないが、それでも今年後半くらいからは考え始めなければならないと思っている。

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