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IP電話トラブル、ネットワークのデフォルト設定を疑え
IP電話の音声がよく聞こえない、音質が悪化するなどといった場合、まずIP電話システムを疑うであろう。しかし、スイッチング・ハブなどのLAN機器のデフォルト設定がIP電話に思わぬ影響を与えることがある。こういった問題は、データ通信では気づきにくいが、安定したネットワークが要求されるIP電話で顕在化する。トラブル発生時には、LAN機器のデフォルト設定を疑うことも大事である。 音声がよく聞こえないなど、IP電話にトラブルが発生した場合、IP電話システムに原因があるのでは、と考えるのは自然であろう。しかし、実際には、LAN機器のデフォルト設定が、IP電話に思わぬ影響を与えることがある。そのデフォルト設定は、データを通信するうえでは問題はない、あるいは影響が見えにくいが、IP電話システムには明らかな問題となる場合がある。 今回はスイッチング・ハブのデフォルト設定により、IP電話システムに悪影響を与えた事例を解説する。 【その1:音が途切れる】 出社して早々、自席の電話が鳴った。「ちょうどいてよかった〜」と甘い声。保守部門からの電話であった。いやな予感がしながら話の続きを聞いたら、A企業のIP電話システムの音質が悪いとのこと。「対応を一緒にお願いね!」とのことであった。
障害の内容は、別館の音声品質が音欠けなどで非常に悪いというものであった。ユーザーは、その原因が「無線LANにあるのでは」と疑っているという。 |