COMPUTEX TAIPEI 2014やMobile Asia Expo 2014では、最新のモバイルデバイスも多数並んだ。スマートフォンではAndroid端末が中心となったが、Windows Phoneは多数の新機種を発表。Firefox OSやUbuntuも着々と実機を揃えており、スマートフォン市場における存在感を高めている。特集最終回となる今回は、最新のモバイル端末について振り返ってみたい。

レノボが6インチのWQHD機を投入

 Mobile Asia Expoでは、最新のAndroid端末が続々と登場した。中国移動(チャイナモバイル)ブースでは、レノボによる未発表の6インチスマートフォン「K920」を展示している(写真1)。同端末はWQHD(2560×1440ドット)のパネルを採用し、クアッドコア2.5GHzのプロセッサー、3GBのメモリー、1600万画素/500万画素のリア/フロントカメラなど、ハイエンド構成となっている(写真2)。

写真1●レノボの「K920」
写真1●レノボの「K920」
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写真2●1600万画素のカメラが特徴的
写真2●1600万画素のカメラが特徴的
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 メインのSIMカードでは、TD-LTE バンド39/40/41、FDD-LTE バンド3/7、W-CDMA 850/1900/2100MHzに加え、チャイナモバイルのTD-SCDMAにも対応。セカンドSIMではGSM/EDGEによる通信に対応する。レノボによる正式発表が楽しみな端末だ。

Mozillaが25ドルスマホのプロトタイプを披露

 Mozillaは、MWC2014で構想を発表した「25ドル」のFirefox OSスマートフォンを展示した(写真3関連記事)。

写真3●Mobile Asia Expo 2014のMozillaブース
写真3●Mobile Asia Expo 2014のMozillaブース
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