2014年6月、スマートフォン、タブレット、PC分野における新たな発表がアジア地域で相次いだ。

 インテルは次世代プロセッサを発表、マイクロソフトは低価格デバイスへの攻勢を強めた。NTTドコモはSIMカードの常識を覆す構想を披露し、新興市場では25ドルスマホの姿も見えてきた。いずれも年末商戦や2015年の展開を見越した、スマートデバイスの新たな局面を予感させるものとなっている。

 夏前に明らかになった地殻変動を5つの観点にまとめ、今後の可能性を予測する。