クラウド、ビッグデータ、モバイル、セキュリティなど、ICTの最新トレンドにフォーカスする専門展「Cloud Days 名古屋 2014/ビッグデータEXPO 名古屋 2014/スマートフォン&タブレット2014 in 名古屋/Security2014 in 名古屋」(主催:日経BP社)が2014年6月25日、名古屋駅前のウインクあいちで開幕した(写真)。同イベントの名古屋での開催は初。

写真●「Cloud Days 名古屋 2014/ビッグデータEXPO 名古屋 2014/スマートフォン&タブレット2014 in 名古屋/Security2014 in 名古屋」の展示会の様子
写真●「Cloud Days 名古屋 2014/ビッグデータEXPO 名古屋 2014/スマートフォン&タブレット2014 in 名古屋/Security2014 in 名古屋」の展示会の様子
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 午前10時30分からのキーノートには、「OSSとクラウドの徹底活用による先進的なIT基盤変革へのチャレンジ」と題して、デンソーITソリューションズ代表取締役社長の今井 孝雄氏が登壇。ベンダー・ロックインやサイロ化などの課題を解決するための内製力強化やアプリ開発/インフラ標準化の具体例として、OSSやクラウドを徹底活用してきた取組みについて詳しく紹介した。

 キーノート関連では、午後4時30分に、ラック 常務理事 ナショナルセキュリティ研究所長の伊東 寛氏がキーノートに登壇。「日本を取り巻くサイバー攻撃の現状とその対策~サイバー攻撃から企業を守るためのヒントと心得~ 」と題して、企業をサイバー攻撃から守るためには報道された攻撃に右往左往しているようではとうてい間に合わないこと、そのために一歩先行くセキュリティ対策が必要なこと、問題解決のためのヒントなどについて、講演する。

 また、2日目の6月26日の午前10時30分には、ヤマハ 情報システム部長の井川 祐介氏がキーノートに登場。「データセンターアウトソーシングとOFFICE365の取り組み」と題して、情報システム部担当者業務の上流化を狙ったデータセンターのプライベートクラウド化とOffice365導入の取り組みについて解説するほか、26日午後4時30分のキーノートでは、「成功するメーカー直販サイトとは?~クラウドマーケティングで実現するEC戦略」と題して、リンナイ eビジネス推進室長の福本 啓史氏が、クラウドを活用した行動履歴分析や価値観分析から行う新たなマーケティングの事例とメーカーECを成功させるポイントについて、詳しく紹介する。

 Cloud Days 名古屋 2014/ビッグデータEXPO 名古屋 2014/スマートフォン&タブレット2014 in 名古屋/Security2014 in 名古屋は、それぞれがクラウドコンピューティング、ビッグデータ、スマートフォン&タブレット、セキュリティに焦点を当てた専門展。4展合わせて56社が出展・協賛し、2日間にわたって24セッションにも及ぶキーノートやセミナーを開講する。Cloud Days 名古屋 2014/ビッグデータEXPO 名古屋 2014/スマートフォン&タブレット2014 in 名古屋/Security2014 in 名古屋の模様は適時、ITproで速報する。