情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターがまとめたセキュリティ10大脅威のうち1位から3位までの脅威を解説する。第1位となったのは政府機関だけではなく民間企業もターゲットとした、「標的型メールを使った組織へのスパイ活動」だった。

1位 標的型メールを用いた組織へのスパイ・諜報活動
~政府機関だけでない!民間企業も狙われている~

 インターネットを介して組織の機密情報を盗み取る、諜報・スパイ型の攻撃が続いている。本攻撃は、政府機関から民間企業に至るまで幅広く狙われており、国益や企業経営を揺るがす懸念事項となっている。

一次被害者

政府機関
民間企業

脅威と影響

 気付かない間にスパイに潜入され、機密情報が外部に持ち出されていた。この様な事件がサイバー空間でも行われている。