「従業員待遇が最も良い米企業はGoogle、キャリアサイトの調査」という記事を公開しています。タイトルのとおりですが、グーグルの高待遇は同社の好業績、同社の実力を反映したものに思えます。

 この記事によると「ソフトウエアエンジニアの平均年収は、Googleが11万8962ドル、Facebookが11万8189ドル、Adobeが9万3700ドル。18位の米Microsoftは、ソフトウエア開発エンジニアの平均年収が9万4192ドルだった」と言います。比較すると日本のIT企業の待遇はどうでしょうか。エンジニアの年収だけで比較するのは乱暴かもしれませんが、勝っている企業は少ないのではないか、と感じます。

 日本全体の景気が回復し、IT業界では2015年、あるいは2016年問題という言葉が聞かれるようになりました。久々の好景気に、IT企業がどういった待遇で社員に応えるのか、関心があります。