前回は、残念なシステムが山のように多いことやその理由を解き明かした。「施策の有効性が不明瞭」「構築したシステムが的外れ」「客観的な評価ができない」といった問題を解決するための道具立てがGQM+Strategiesである。「残念なシステム」を作らないために役立つ実践的な手法である。今回からその具体的な内容を解説していこう。