2014年5月14日にNTTドコモが開催した夏モデル発表会では、Xperia、GALAXYの最新グローバルモデルをはじめ、スマートフォン7機種、タブレット2機種、フィーチャーフォン2機種、USBデータ端末1機種の合計12機種を発表した(写真1)。
夏モデル特集の最終回となる今回は、NTTドコモの主だった夏モデル端末について振り返ってみたい。
昨年に続きベストセラーを狙う小型モデル「Xperia A2」
本特集の第3回で取り上げたKDDI同様、NTTドコモの夏モデルでも「大画面」はトレンドとして続いている。そのため、ラインアップを見渡しても画面サイズのバリエーションに乏しい印象がある。iPhoneがよく売れている現状を踏まえ、iPhoneに直接対抗する小型端末の登場に期待したいところだ。
その中で比較的小型といえるモデルが、「Xperia A2 SO-04F」だ(写真2、写真3)。A2というモデル名は、2013年夏のベストセラーモデル「Xperia A」の後継モデルを連想させる。しかし実際には2013年冬モデル「Xperia Z1 f」をベースとしたマイナーチェンジ版だ。