筆者の持ち歩くAndroid。最新スマホのNexus 5だったり、電話中心に使っているNexus 4だったり、ミニタブレットであるNexus 7だったり、さらに小さくて可愛いfreetelだったりするのだが、これらで押しなべて困るのが、電池の減りが早いこと。

 そういえば先日、奇妙なことが起こった。F1を中心に見ているCS放送にノイズが入るのである。それも、2~3分ぐらいに一度の等間隔で。映像にはブロックノイズが、音声はバチバチっと途切れる感じで、解説者の話が聞き取れない。

 これはたぶん、アンテナとか配線とかチューナーとかの故障だと思い、スカパーのサポートに電話して、点検に来てもらった。ところが、機器や配線には、何の異常もなく、アンテナレベルも至って正常。結局「何かの電波障害かも」みたいなコメントを残して業者さんは帰っていった。

 そんなこんなで、ふと思い当たった筆者、LTE通信が可能なNexus 5や7の電源を切ってみたところ、CS放送のノイズが嘘のようにおさまった。

Gmailの自動同期が電池を減らす要因になっている…

 この一連の現象で実感したのは、Androidというのはそんな短い(2分に1回ぐらい)間隔で通信をしているのか、ということ。これは、Googleのアカウント同期のタイミングであろうが、こんなに頻繁に通信をしていたら、電池も減りが早いのもうなずける。

 そうそう、Androidの自動同期を減らして節電するアプリ、という触れ込みの「節電♪2倍長持ちバッテリー」というアプリを、前にPC Onlineのコラムで紹介したことがある。これを使うと、「5分に1回」で「2倍長持ち」、「30分に1回」で「3倍長持ち」、「常に遮断」で「4倍長持ち」という感じになる。そんな感じで、2~3分ごとに行われるアカウントの自動同期をどうにかしたい、というわけである。

図1 Androidの自動同期を減らして節電する「節電♪2倍長持ちバッテリー」の画面
図1 Androidの自動同期を減らして節電する「節電♪2倍長持ちバッテリー」の画面
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