ビジネス書作家の戸田覚氏が、さまざまなデジタル製品やアプリ、サービスを使い込んでいく。今回は「Windowsタブレットはタッチでは使いづらい」の後編。前編の10型タブレットに続き、8型のWindowsタブレットについて考えていく。

下がiPad miniで右がNexus 7。左上のICONIA W4-820/FHで、サイズ的にはiPad miniに近い
下がiPad miniで右がNexus 7。左上のICONIA W4-820/FHで、サイズ的にはiPad miniに近い
[画像のクリックで拡大表示]

 前編で10型のタブレットを検証したのだが、はっきり言ってタッチ操作は厳しかった。にもかかわらず、最近売れているのがさらに小さい8型タブレットだ。

 あるメーカーに取材をしたところ、当初、8型タブレットを購入していたユーザーは“アーリーアダプター(新し物好き)”が中心だったという。つまり、ガジェット好きなユーザーが物珍しさで飛びついたわけだ。その後、ある程度のバリエーションが出そろい、いよいよ普及モードに入ろうとしているのが今のタイミングだという。

 今回取り上げる「ICONIA W4-820/FH」は、価格.comで調べると4万2000円程度と非常に安い。しかも、この価格で「Microsoft Office」が付属するのだから魅力的だ。

 とはいえ、やはり疑念もある。ということで、以下の3ポイントを検証していこう。

【ポイント1】
8型の性能でWindows 8の使用に耐えるか
【ポイント2】
10型よりさらに小さい画面での操作性は?
【ポイント3】
iPad miniと比べたら、どちらを買ったほうがいいか?