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「我々が検討してきたことをベンチャーが一気に乗り越える」

クレディセゾン ネット事業部長(兼)ネット戦略企画部長 三浦義昭氏

2014/05/14
大谷 晃司=日経コンピュータ (筆者執筆記事一覧

 ベンチャーと連携して新ビジネスを立ち上げようとしている企業に欠かせない要素がある。大企業が持つブランドや営業力といったリソースと、ベンチャーの革新的な新技術やサービス・製品をつなげるインタフェースとなる人や組織が機能することだ(図1)。

図1●大企業とベンチャーをつなげるインタフェース役が重要に
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 「機能する」とは、大企業の提供価値を魅力的に伝えることができ、かつベンチャーと同様のスピード感で話し合いを進められる役割を果たすことである。ベンチャーのアイデアや技術を理解し、見極める眼力も必要だ。

 こうした人や組織は、WebサービスのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)に似ている。米グーグルや米フェイスブックが提供しているサービスにアクセスするために公開しているAPIを使って、サードパーティは新たな価値を加えたサービスを作り上げていく。同様にベンチャーは、このインタフェースを介して提供される大企業のリソースと自らのサービスや製品を結び付けて、さらなる発展を遂げていく。

 大企業とベンチャーが関係を築く上で、まさにこのインタフェースが重要になる。評価が高くリクエストが多いAPIは、外から見て魅力的で、レスポンスもいい。こうした能力にたけた人や組織が現れている。

 第3回以降はキーパーソンへのインタビューを通し、大企業とベンチャーが組む際の核心に迫る。第3回は、第1回で紹介したクレディセゾンでベンチャーとの連携を進めており、連携先の一つであるカンム代表取締役社長の八巻渉氏が「“いけてる”決裁者」と評価するネット事業部長(兼)ネット戦略企画部長の三浦義昭氏に聞いた。

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