dumpe2fs(8)
ext2/ext3/ext4ファイルシステムの情報を出力する
構文
dumpe2fs [オプション] DEVICE
オプション
-b | 不良ブロックを表示する |
-f | 理解できないファイルシステム属性があっても強制的に表示する |
-h | スーパーブロックの情報だけを表示する |
-i | DEVICEに指定したデバイスをe2imageコマンドで作成したイメージファイルとみなす |
-x | グループ情報のブロック数を16進数で表示する |
-V | バージョンを表示して終了する |
-o superblock=NUM | スーパーブロックを指定する(通常は不要) |
-o blocksize=NUM | ブロックサイズを指定する(通常は不要) |
DEVICE | デバイスファイルを指定する |
説明
ext2/ext3/ext4ファイルシステムのスーパーブロックの情報とブロックグループディスクリプタの内容を出力する。スーパーブロックにはファイルシステムの管理用情報が格納されている。ブロックグループディスクリプタにはブロックグループごとのメタ情報が格納されている。
使用例
/dev/sda1のスーパーブロックの内容を出力する。
# dumpe2fs -h /dev/sda1
関連事項
e2fsck、mke2fs、debugfs、tune2fs