LTE-Advancedは、LTE(Long Term Evolution)の後継となる無線通信規格。第4世代移動通信システムに当たる。複数のキャリア(搬送波)を束ねる技術(キャリアアグリゲーション)などを使い、システム構成によっては最大1Gビット/秒以上の伝送速度を実現できる。

 2013年末から、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルがLTE-Advancedの実証実験を次々に公開するなど、サービス提供に向けた準備を進めている。LTE-Advancedサービスで利用する周波数帯域として、携帯電話各社は3.5GHz帯の新規割り当てを希望しており、総務省で検討が進んでいる。