企業システム全体のアーキテクチャーを設計する責任と権限を持つのがITアーキテクトだ。クラウドサービスとの連携やスマートデバイスの利用といった、これまでにない概念が加わり、ITアーキテクトの任務は重要性を増すばかり。

 しかし、一朝一夕にITアーキテクトになることはできない。富士通のITアーキテクトである成瀬泰生氏は「ITアーキテクトとして活躍するためには、コンピュータの原理原則を押さえておくべき」だと主張する。

 この連載では、そうした原理原則を、いろはがるた風の標語にまとめて解説する。