楽天は2014年4月2日、スマートフォンを活用したO2O(オンライン・ツー・オフライン)サービス「楽天チェック」を開始した(画面1)。実店舗を訪れて専用のアプリを起動するだけで、買い物をしなくても「楽天スーパーポイント」がためられる。日比谷花壇や時計専門店チェーンのザ・クロックハウスなど、61ブランドの1112カ所で対応する(画面2)。

画面1●楽天チェックのトップ画面
画面1●楽天チェックのトップ画面
[画像のクリックで拡大表示]
画面2●楽天チェックの店舗紹介画面。レジ付近に行くと10ポイントもらえることが分かる
画面2●楽天チェックの店舗紹介画面。レジ付近に行くと10ポイントもらえることが分かる
[画像のクリックで拡大表示]

 サービスを運営する楽天子会社スポットライトの柴田陽社長は、記者会見で「楽天チェックの最大の特徴は、国内ネットユーザーの93%を占める約9000万人の楽天会員を基盤にしていること。ポイントを有効活用して、この9000万人を実店舗へと連れて行きたい」と意気込みを語った(写真1)。

写真1●スポットライトの柴田陽社長
写真1●スポットライトの柴田陽社長
[画像のクリックで拡大表示]

 アプリの利用には、楽天のIDとパスワードが必要。既存のIDを使って楽天チェックにログインすることで、既に利用している口座に楽天スーパーポイントをためられるようになる。アプリはiPhoneとAndroidに対応する。