タブレットの売れ行きが加速している。

 IT専門調査会社のIDCジャパンが発表した国内タブレット端末市場動向調査によると、2013年第4四半期(10~12月)のタブレット端末の出荷台数は、前年同期比21.5%増の223万台となり、四半期ベースで初めて200万台を突破した。

四半期ベースのタブレット出荷台数が初めて200万台を突破

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 この要因として、アップルのiPadシリーズの出荷が好調だったこと、NTTドコモ向けの4G回線付きAndroid端末の販売が安定して推移していることに加え、日本マイクロソフトのWindowsタブレットの出荷が急拡大したことが挙げられるという。

 また、2013年(2013年1月~12月)の年間出荷台数は、前年比67.2%増の743万台を記録。個人向けタブレットでハイエンド端末の出荷が増加したこと、法人向けでは年間を通してiPadの買い替え需要とWi-Fi対応の新規需要が堅調だったことが背景にある。