インテルは2014年3月12日、つくば本社で施設見学会を開催し、パートナー企業とのコラボレーションを目的とした施設「コラボレーション・センター」をリニューアルオープンすることを発表した(写真1)。
オープニングセレモニーにはインテル 代表取締役社長の江田麻季子氏が登場、テープカットを行った。
ハードウエアやソフトウエアのパートナー企業とのコラボを促進
今回オープンしたコラボレーション・センターは、インテルが2012年に開設した「ヒューマン・インタラクティブ・テクノロジー・アプリケーション・センター」をリニューアルしたもの。その背景についてインテル 執行役員 技術本部 本部長の土岐英秋氏は、「2年近くに及ぶ同センターの運営において、100社以上、1100人以上の来場者を迎えてきた。つくばという場所柄もあって、”密度の濃い”来場者に来ていただき、様々なアイデアの共有やディスカッションをしてきた」と説明した(写真2)。
今後の展開については、「ハードウエアやソフトウエアのベンダー、自治体や教育関係者とのコラボレーションにより、得られた発見をアクティビティへとつなげていく」(土岐氏)と語り、「日本市場にある優れたものをグローバルに展開していきたい」(同)とビジョンを示した。
パートナー企業との具体的なコラボレーションの成果について、多数のデモで示した。なお、コラボレーション・センターは完全予約制で、インテルと営業取引のある事業者を優先的に案内するという位置付けとなっている。