今回は、「大規模公開オンライン講座」(MOOC:Massive Open Online Courses)と「反転授業」という、いずれも最近教育界では注目を集める話題に関する投稿です。話題の事象を理解するだけでなく、自ら実践し、問題点を発見し、改善を試みるのがブランク氏らしいところです。(ITpro)

 過去2~3年の教育分野でホットな話題は、「大規模公開オンライン講座」(MOOC:Massive Open Online Courses)と「反転授業」です。私は両方を実験しています。

 「教育学」を文章に引用できることに加えて私が学んだことは、1)講義を宿題として与えても、生徒が必ずそれを見るという保証は無く、2)反転授業によって皆さんは教育学の囚われの身になる、ということです。

 私たちの試みと、そこから学んだことは、以下のようにまとめられます。

大規模公開オンライン講座(MOOC)

 大規模公開オンライン講座(MOOC)とは、インターネットで誰もがアクセス出来るオンライン講座、という簡単なアイデアの複雑な名称です。私はMOOCを偶然作りました。私は、自分のクラスにMOOCをどう最適化するかについて、多くの熟慮と繰り返しのプロセスを要しています。

 可能であれば、このビデオをご覧下さい。

 全米科学財団(NSF)が、リーン・ロンチパッド・クラスを採用したとき、米国各地に散らばっている科学者たちに対して、最初のクラスを教えました。私たちは、インターネット・ビデオ会議のWebExを採用し、授業を遠隔操作で開催しました。私がスタンフォード大学で教えている生徒たちと同様に、NSFのチームもオフィスから外に出て、毎週10~15件の顧客と面談しました。毎週のクラスの際、科学者たちは仲間のチームに向け、彼らの結果をWebExを通して発表し、同時に講師チームが批評し、指導しました。各チームのプレゼンテーションの後、私が 次週の目的を遠隔地にいる生徒たちに講義しました。