仕事を発注する立場と受託する立場にある企業や個人を、Webサイトを通じて仲介する仕組みのこと。アウトソーシングの一形態であり、群衆(crowd)にソーシングするため、こう呼ばれる。

 国内ではランサーズやクラウドワークスなどが、機能拡充を進めて利用者を伸ばしている。デザイン分野での利用が先行しているが、アプリケーション開発などIT系の仕事も増えている。

 発注者にとっては、幅広いジャンルの技術者に直接アクセスできるメリットがある。代表的な受託者であるフリーランスの技術者にとっても有力な受注の機会として、活用シーンが広がっている。