開発者の方々は、開発技術をたくさん学ばねばなりません。その上テスト技法も身に付けるのは大変です。開発と品質管理は分業し、それぞれに専門性を高めるのが合理的です。ただ、それぞれが何をしているのか分からなくてはうまく連携できません。互いに少しの知識を持ち合わせているだけで、双方の仕事量を減らす効果があったり、効率が上がったりという効果が期待できます。本連載では、開発者の方々に向けて、テスト技法の一つである「直交表」を使用した組み合わせテスト技法を中心に解説します。どのようなテストをしたのかを明確に「説明できる」ようになります。