平野所長(以下平野):直井さん、研究所宛てに質問メールが届いているよ。見たかい?

直井研究員(以下直井):まだです……あ、これですか?

篠原由里子さんからの質問メール
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直井:ふむふむ。

平野:メールでの仕事の依頼の仕方に問題があるケースだね。どこの会社でも同じような話は聞くよ。

直井:私の友人が言っていたのですが、イラっとくるメールを何度も受け取ると、そのうち、その人からのメールを受信しただけで「今度は何よ!」っていらだちながら開封し、本文を読んで「またかよ!!」と不快が増す。その繰り返しだそうです。そのイライラは相手にも伝わるようで、関係悪化の一途をたどってしまうって言っていました。

平野:最悪のケースじゃないか! 仕事の場で、感情の起伏が激しかったり、感情的な言動をしたりする人は煙たがられる。面と向かって感情を露わにすることはないけど、メールでは出すって人がいるけど、それも同じこと。社外に対してはもちろんのこと、社内に対しても社会人としての自覚に欠ける行動だ。